絵本と愛と子どもらと

目指せ3000冊の絵本レビュー。おすすめの絵本を、季節や行事や年齢ごとに紹介します。時々子育てコラム。私のおススメはタイトルに★をつけています。

【絵本】命・心・体

263「クマとうさんのこもりうた」~イクメンの作り方はスパルタ方式で。

クマとうさんのこもりうた (児童図書館・絵本の部屋) 父の日特集。 最初の時点で、ダメダメだったクマのお父さんが、 荒い手法でイクメンに育て上げられる話。「クマとうさんのこもりうた」表紙 「イクメンの作り方はスパルタ方式で。」イクメンくま父さんの…

★262「おとうさん!おとうさん!」~お父さんの大きな背中は僕を世界へ連れていってくれる

おとうさん! おとうさん! (こどもえほんランド) 父の日特集。 なんにでもなってくれるお父さんの大きな背中。 こんな風に遊んでくれたらお父さん大好きな子に育つでしょうね。うらやましい!「おとうさん!おとうさん!」表紙 「お父さんの大きな背中は僕を…

★259「ぼくのパパはおおおとこ」~お父さんはみな、大きな体と心で子どもを包んでくれる。優しい本。

ぼくのパパはおおおとこ 父の日特集。 これは父の日のプレゼントにぴったりです。「パパ、おはなしして」表紙 「お父さんはみな、大きな体と心で子どもを包んでくれる。優しい本。」副題は「せかいいちのパパがいるひとみんなに」。 そう、この主人公のお父…

★257「おべんとうさんいただきます」~地球上の命の循環。いただきますの意味。そんな壮大なことをお弁当を通して教えてくれる。

おべんとうさんいただきます 単なるお弁当の話ではありません。 地球上の命の循環、いただきますの意味を教えてくれます。「おべんとうさんいただきます」表紙 「地球上の命の循環。いただきますの意味。そんな壮大なことをお弁当を通して教えてくれる。」単…

★246「いちご」~ひたすらに美しく壮大で謙虚な言葉と絵と哲学。わたしたちはみんな宇宙に住んでいる。

いちご: 日本の大型創作絵本 (日本の創作絵本) こいつは傑作ですね…! 絵本の域を超えています。 哲学書。 星の王子さまを読んだ時のような気持ちになりました。「いちご」表紙 「ひたすらに美しく壮大で謙虚な言葉と絵と哲学。わたしたちはみんな宇宙に住ん…

★244「ふまんがあります」~仮説。このお父さんは、「りゆうがあります」の男の子が成長した姿ではないだろうか?

ふまんがあります (PHPわたしのえほん) 私は「りゆうがあります」の屁理屈をいくらでも喋れる主人公の男の子が、 「ふまんがあります」のお父さんなんじゃないかと勝手に妄想しています。 bookand.hateblo.jpそう思うと色々なつじつまが合うのよね…。 なので…

★243「りゆうがあります」~子どもの行儀の悪い行動には、こんなに自由で夢に溢れた理由があった!!!

りゆうがあります (PHPわたしのえほん) 「はなをほじる」「爪を噛む」「貧乏ゆすり」「ご飯をこぼす」「ベッドで飛び跳ねる」「廊下を走る」「ストローでぶくぶくしちゃう」などには、子どもならではのこーんな夢に溢れた楽しい理由があるからなんです!!!…

★225「たまごのはなし―かしこくておしゃれでふしぎな、ちいさないのち」~自然の中にある賢い命である「たまご」の美しさや魅力を、素晴らしいイラストで紹介。

たまごのはなし―かしこくておしゃれでふしぎな、ちいさないのち 自然の中に存在するものはなんて賢く、そしてその造形はなんと美しいことか。 そんな「自然の中の美」をしみじみと教えてくれる良本です。 子どもにも、美術好きな大人にも。「たまごのはなし…

220「そらまめくんとめだかのこ」~なにより大切なベッドを、人助けに使うそらまめくん。優しいなあ!

そらまめくんとめだかのこ (こどものとも傑作集) 「そらまめくんのベッド」の続きです。 そらまめくんの優しさが全開。「そらまめくんとめだかのこ」表紙 「なにより大切なベッドを、人助けに使うそらまめくん。優しいなあ!」そらまめくんシリーズ。 そらま…

★215「おとうさんがおとうさんになった日」~父親の嬉しさを知ることができて感動。背景まで考えると本当に素敵な家族!

おとうさんがおとうさんになった日 (絵本・こどものひろば) これは感動。 お父さんになる気持ちってどんななのか、女の私にはわかりませんでした。 こんなに世界が輝いて見えてくれているなら…とても幸せです。 お父さんになる・なった男性へのプレゼントに…

★213「おかあさんがおかあさんになった日」~3歳の娘が何度も強く「読んで!」とせがみます。母親はもちろん、幼い子にも感じるものが多い名作。

おかあさんがおかあさんになった日 (絵本・こどものひろば) 「あやちゃんのうまれたひ」と同じくらい、3歳娘が夢中になって何度も読む本です。 子どもなりに思うことが多い本のようです。 もちろん大人が読んでも感動します。 セットで「おとうさんがおとう…

212「おかあさんになるってどんなこと」~母の愛とは何かを考える、どこまでも優しいファンタジー

おかあさんになるってどんなこと (PHPわたしのえほんシリーズ) 産前産後のお母さんへのプレゼントに最適です! お母さんって完璧じゃなきゃいけないの? そんなことはありません。 子どもをぎゅっと抱きしめてあげられる、それだけで十分素敵なお母さんです…

★211「おかあさんだもの」~一言一句「そうだよね!」と言いながら泣ける本。頑張るお母さん、初心に返ってみませんか。

おかあさんだもの 出産前、出産後、育児中のお母さんへのプレゼントに最適だと感じました。 子どもが読んでもたぶんあまり面白くないかも… ああでもうちの子はつまらないと言いながらも2回くらいは読んでと言ったかな。 でもそれよりも断然大人が楽しめます…

210「ままみてて」~一人でできることを見ていてほしい。子どもと母親の幸せな時間

ままみてて (はじめてえほん3) 母の日に合わせて「お母さん」がテーマの本を大量に読んだのですが、 肝心のレビューのアップが母の日に間に合いませんでした。残念! しばらく母関連の本が続きます。「ままみてて」表紙 「一人でできることを見ていてほしい…

209「あなたがとってもかわいい」~あなたがとっても…いや、この絵はあまりにかわいくない(笑)

あなたがとってもかわいい 宮西達也さんへの毒舌が続いてしまって申し訳ないです…。 どんな赤ちゃんでも可愛いと思いますが、この本の赤ちゃんはどうしてもかわいいと思えないのです。 娘まで「怖い…」と言い出す始末。 白目が多いんですよね…。「あなたがと…

■毒舌注意 208「おかあさんだいすきだよ」~母親経験のある人はこの絵本を描かない。蚊帳の外から描いた絵本。

おかあさんだいすきだよ ■は世の中的にはすごく人気があるけれど、私は納得がいかない毒舌コーナーです。 今までに「おこだでませんように」「ちょっとだけ」といった名作がこれになりました…汗 「こんなひねくれた人もいるんだねー」と流してください(笑)…

★206「あひるのたまご―ばばばあちゃんのおはなし」~ばばばあちゃんと仲間たちが最高の優しさを発揮する、あったかいお話。

あひるのたまご―ばばばあちゃんのおはなし (こどものとも傑作集) 実はばばばあちゃんシリーズが苦手なわたし。世の中では人気があるのですが…。 なんか、荒っぽくて、物を大事にしないところが好きになれない(笑) 相性の問題です。でもこの作品は温かくて…

★197「はじめはタマゴ」~この本の哲学の中に大人も入り込み、きっと心遊ばせる。総じてレベルの高い本。

はじめはタマゴ (児童図書館・絵本の部屋) 読み終えて、なんて素晴らしいんだと驚きました。 とてもシンプルです。複雑な描写は一切ありません。 でも、絵にも、物語にも、仕掛けにも、哲学を感じます。 ものすごい才能を感じざるを得ません。 レビューを書…

★183「コッコさんのかかし」~力強く濃いゴッホのような絵で描く、四季の移ろいと人々の生活。

コッコさんのかかし (日本傑作絵本シリーズ) 淡々と、人々の生活と、かかしと畑の四季の移ろいを描いているだけなのに、なんでこんなに惹きこまれるのか。 絵は一枚一枚ゴッホのように力強いです。 心に長く残る作品。「コッコさんのかかし」表紙 「力強く濃…

★170「コッコさんのともだち」~コッコさんの友達作りを通した心の成長を描く。

コッコさんのともだち (幼児絵本シリーズ) 夜、寝ないで頑張って、夜の静寂と闇とその感覚を掴もうとしたことはありませんか。 もしくは眠れない夜の感覚。 昼とは違う夜の化け物なのか、はたまた神様なのか、妖精さんなのか、見えるような気がします。 「コ…

■167「おこだでませんように」~小学校一年生になるまでに、この子の周りの大人たちは何をしていたのか。そこに疑問と怒りがわく。

おこだでませんように はい、二つめの■マークです。世の中的にはものすごく評価が高く名作扱いなのに、私が超個人的に納得できないやつ。 子どもには読ませられない。大人だけ読めばいい。「おこだでませんように」表紙 「小学校一年生になるまでに、この子…

★163「おへそのあな」~赤ちゃんの誕生を待ちわびる家族と、同じく外の世界へ出ることを待ちわびる赤ちゃんの、最高に幸せな時。

おへそのあな 妊娠中、遠距離恋愛のように 会える日を待ち焦がれて、切なさに押しつぶされそうになりながらも 期待と喜びに満ち溢れていた日々を思い出しました。 そしてお腹の中の赤ちゃんも、この本のように、外の世界へ出ることを楽しみにしていたのかな…

■160「ちょっとだけ」~子どもには読ませられない…。平成の世、幼児一人で公園に行かせる母親はやばい。

ちょっとだけ (こどものとも絵本) 大ベストセラー、「泣ける」と大評判の絵本に毒舌のメスを入れるコーナーです。 かつてこの絵本に対してこんなに毒を吐いたレビューがあっただろうか。 わたしゃ見たことないよ。 毒舌すぎて注意マークとしてタイトルに新た…

★154「どんぐりむらのほんやさん」~本には魔法があるというメッセージに深く共感!

どんぐりむらのほんやさん (どんぐりむらシリーズ) これは本を愛する者として、非常に共感できました! 著者もかなりしっくりきながら描いたのではないでしょうか。「どんぐりむらのほんやさん」表紙 「本には魔法があるというメッセージに深く共感!」どん…

151「どんぐりむらのおまわりさん」~かっこいい大人に憧れて、子どもは強く振る舞う。

どんぐりむらのおまわりさん(どんぐりむらシリーズ) おまわりさんみたいな強くて優しい大人になりたい… そんな子どもの夢や憧れは子どもの心を強くします。 憧れの大人の存在って大事だと思う。「どんぐりむらのおまわりさん」表紙 「かっこいい大人に憧れて…

★146「ちびちっち」~兄になったシモンの葛藤、そして乗り越えて強くて優しい兄になる!

ちびちっち 都合が悪くなると「うんちっち」しか言わないうさぎの子、シモン。 その三作目です。 シモンのところに弟が生まれてやってきました。 シモン、ピンチです。さあどうする?「ちびちっち」表紙 「大人がバカにされている気持ちにもなるけれど、でも…

★139「おむかえ」~号泣必至。特にこの保育園・幼稚園が始まる春には涙腺崩壊。

おむかえ こんなん泣いちゃうに決まってるよ…。 保育園・幼稚園に子どもを通わせている親は絶対泣く。 切ない切ない切ない!!「おむかえ」表紙 「号泣必至。特にこの保育園・幼稚園が始まる春には涙腺崩壊。」保育園・幼稚園の始まる春。クラスでずーっと泣…

★125「また おこられてん」~おこりんぼマシーンの私は号泣。怒られる子の気持ちを思い、猛省。

また おこられてん (童心社のおはなしえほん) 日々の忙しさでついつい子どもに怒ってしまうお母さん。 ぜひ読んでみてください。 泣きます。初心に帰ります。 「うまれてきれくれた時は、何があろうとこの子を可愛がろう、愛そう」と決めたはずなのに いつか…

★107「ふうと はなと たんぽぽ」~ふうとはなの名前の由来と、たんぽぽがリンクして感動

14匹シリーズのいわむらかずおさんの作品。うさぎの描写がとにかく可愛い! 下からのアングル、上から、遠方から…どの姿も愛くるしいです。ふうとはなの名前の由来。命の不思議。

★101「おたまじゃくしの 101ちゃん」~60年物の加古さんの名作。本編はもちろん、あとがき必読。

おたまじゃくしの 101ちゃん (かこさとし おはなしのほん( 6)) 101冊目の紹介は「おたまじゃくしの 101ちゃん」だと決めていました(笑) これも名作です! あったかい!「おたまじゃくしの 101ちゃん」表紙 「60年物の加古さんの名作。本編はもちろん、あと…