ぱんぱんパンのまあるまる (たべものしかけえほん)
しかけ絵本なんですが、しかけである必要性がわからない本です。
パンの本なのか、歯の本なのか…。
「全体的に説明不足で、読んでいて疑問がいっぱい。絵はかわいらしい。しかけは不要。」
大人のふりをしている子どもの王様はパンが大好物。
でもある日、そのパンが食べられなくなって、家来の動物たちが試行錯誤でいろんなパンを作ります。
可愛らしいストーリーと絵なんだけれど、疑問がたくさん。
・「パンが食べたいよー!」と号泣していた理由がわからない。その後歯がぽろっと落ちるんだけど、乳歯が取れるときは痛くないし。グラグラしても食べられるし。なぜパンが食べられなかったのか最後まで理解できなかった。
・乳歯が抜ける時期の子ども向けなら、このしかけはいらなくないか?
そもそも必要性を感じないしかけの内容。
・「だからおうさまは、パンパンパンのまあるまる!」というのは、パンを食べすぎて太っているということ? それとも名前?
全体的に説明不足で、なんだかよくわからなかった感…。
パンは美味しそうで食べたくなりました。
2.情報
著者:ひろかわ さえこ
出版年月日:2000/9
出版社:教育画劇
ページ数:24ページ
おすすめ対象年齢:4歳から