【絵本】冬
サンタクロースが二月にやってきた (えほんのもり) ぬくぬくと冬を過ごすライオン家族のところに、サンタクロースがやってくる珍騒動。「サンタクロースが二月にやってきた」表紙 「動物園のライオン家族と、2月にやってきたサンタクロースの楽しいやりとり…
クリスマスのかね 人を想う本当の祈りが、今まで誰も鳴らすことのできなかった鐘を鳴らします。 感動作。「クリスマスのかね 」表紙 「本当の祈りの意味、人として大切なことを教えてくれる。」古い、オールデンの「鐘はなぜ鳴ったか」という物語を翻訳した…
森のクリスマスツリー (えほんのもり) 静寂の絵本。大人向けです。 詩かと思うくらい文字はそぎ落としてあります。「森のクリスマスツリー」表紙 「表紙から裏表紙まで、静かに一枚一枚絵と対峙して感じる絵本。文字は少ないが大人向け。」静かに絵の世界を…
くりすますのおくりもの―ロシア民話より (至光社国際版絵本) 自分が優しさを発動すると、世界をぐるりと一周してまた自分に返ってくるよというお話。 優しいです。「くりすますのおくりもの」表紙 「「どうぞのいす」と話の構成が同じ。優しさや思いやりは循…
サンタクロースの おてつだい (ポプラせかいの絵本) 美しい…! こんな絵本(写真集?)を子どもの頃に欲しかったです。 まるで夢かおとぎの国でも見ているかのようです。「サンタクロースの おてつだい」表紙 「CGも使った、雪国(フィンランド)でのクリス…
ぐりとぐらのおきゃくさま (ぐりとぐらの絵本) 大きな足跡などから感じる予感、対面までのドキドキの時間がなんともいえない楽しさで 子どもの頃に感じたそれをそのままに覚えています!「ぐりとぐらのおきゃくさま」表紙 「大きな足跡に、大きな長靴、コー…
クリスマスツリー 本場のクリスマスの写真をぜひお子さんに! 大人が見てもすごく楽しくて心がときめきます。「クリスマスツリー」表紙 「海外のクリスマスの風景を美しい写真で伝える。神聖で幻想的な空気感が伝わってくる。」写真家の吉村和敏さんによる写…
ゆきだるまのメリークリスマス 無駄な文字が多すぎやしないだろうか。 読んでいても頭に入ってこないちょっと残念な一冊。「ゆきだるまのメリークリスマス」表紙 「冗長。頭に入ってこない無駄な文章がほとんどで、大幅カットしたら改善するんじゃないだろう…
ツリーさん (講談社の幼児えほん) コロちゃんのクリスマス同様、こちらも低月齢からクリスマスが楽しめます。「ツリーさん」表紙 「赤ちゃんのためのクリスマス絵本。飾りが集まってきて、クリスマスツリーになっていきます。」赤ちゃんのための(1歳くらい…
わすれんぼうのサンタクロース トナカイの怪訝な顔がたまらなく可愛いです。 お正月まで楽しめてしまう作品です。「わすれんぼうのサンタクロース」表紙 「忘れものばかりのサンタクロースとトナカイのやりとりが面白い。衝撃のラスト。」あわてんぼうのサン…
クリスマスにはおくりもの ちょっとだけ現実的なサンタさんなので、「ソリに乗ってやってくる」を固く信じている子には微妙かも。 でも非常に素敵なお話です。好きです。「クリスマスにはおくりもの」表紙 「サンタさんのリアルな姿に近いので、読む相手には…
しんかんくんのクリスマス 自分の子には絶対読ませたくない。この作者は子どもにどうなってほしいんだろう? 人の顔色をうかがって自分を押し殺すのが美しいと教えたいのだろうか。「しんかんくんのクリスマス」 「子どもを通して「自分の欲しいものは、あな…
葉っぱのフレディ―いのちの旅 秋~冬特集。 言わずと知れたベストセラー。「死」=「引っ越し」という言葉が魂を救ってくれます。「葉っぱのフレディ―いのちの旅」表紙 「いつか大切な人を亡くす時、自分が死に直面した時、この本が魂を救ってくれる気がしま…
あかいはっぱのおくりもの (スピカのおはなしえほん) 秋特集。 死について考える、感じる。いもとようこさんの作品の中でもかなり心に響いたやつ。「あかいはっぱのおくりもの」表紙 「死は怖いし悲しいけれど、次の世代にきちんとその生は引き継がれて、地…
ふたごのどんぐり (えほんのもり) 秋特集。 街はずれの公園にある立派なふたごのかしの木になるまでのお話。自然は雄大、壮大、偉大。「ふたごのどんぐり」表紙 「ふたごのどんぐりが何百年の年月を経て、立派なふたごのかしの木になるまでの壮大な物語。」…
月夜のみみずく ふくろう・ミミズク特集。 緊張感のある自然との対峙。「北の国から」を思い出しました。「月夜のみみずく」表紙 「静寂の中、大きなミミズクと対峙する興奮と緊張感。自然の中で生かされている動物と人間。」「北の国から」でキツネを呼ぶシ…
ぼく、お月さまとはなしたよ、かじってみたいな、お月さま (児童図書館・絵本の部屋) 「月・お月見」特集。 人気のある本ですが、個人的にはなんか辛くなる。 クマ君の勘違いを指摘してくれる人はいないのか。「ぼく、お月さまとはなしたよ」表紙 「主人公の…
おひさまみたいに 夏特集。 このひまわりはお父さんとかお兄さんを重ねたものなのかな。 読む人によっていろんな感想や解釈を持つ作品だと思います。「おひさまみたいに」表紙 「ひまわりと少女の心の交流を描く。このひまわりは誰かの擬態なのかな…?」鮮や…
どんぐりむらのいちねんかん (どんぐりむらシリーズ) どんぐりむらシリーズの集大成とも言えるような作品。 今までのキャラクター総出で、むらの12か月を丁寧に描きます。「どんぐりむらのいちねんかん」表紙 「愉快で詳しい、どんぐりむらの12か月を巡る旅…
はなをくんくん (世界傑作絵本シリーズ) 懐かしい! 幼いころ家にあってよく読んでいました。 白黒なのに温度や匂いが感じられる、見ていると五感が研ぎ澄まされます。 子どもの想像力を掻き立てる名作。「はなをくんくん」表紙 「白黒なのに伝わってくる温…
からたちばやしの てんとうむし (かこさとし おはなしのほん(10)) この本をもって草むらにてんとう虫をさがしに行きたくなります。 加古さんは理科教材としてこの絵本を描いたそうです。 「からたちばやしの てんとうむし」表紙 「四季の変化と身近な虫たち…
ふゆめ がっしょうだん (かがくのとも傑作集 どきどき・しぜん) 冬の木の、芽をよーく観察したことありますか? 私はなかったのですがこれを読んだら今からでも外に飛び出してあらゆる木を見てみたくなりました! 顔、顔、顔!「ふゆめ がっしょうだん」表紙…
もりのてがみ (こどものとも傑作集) 春が近づく2~3月に読みたい絵本。 片山さん夫妻の描く世界は愛にあふれています。 ひろこさんと自然の愛ある対話をお楽しみください。 早く春よ来い! 「もりのてがみ」表紙「ひろこさんと自然の、手紙を通じた愛のあ…
とりのうた 生きているとこんなに美しい世界を見ることができる。 命の誕生に立ち会うことができる。 生きているって素晴らしい、そんなダイレクトなメッセージ。 「とりのうた」表紙「生命の美しさを、美しい絵と言葉で直接訴えかけてくる作品」生きている…
もうすぐもうすぐ 春は季節であり友達であり。 家族・友達・季節の移ろいと美しさ。いろんな要素を兼ね備えたバランスの良い一冊です。 「もうすぐもうすぐ」表紙「冬の厳しさと美しさ、季節の移ろい、家族との温かいふれあい、友達との出会い。」優しい鉛筆…
はるにれ (日本傑作絵本シリーズ) 写真集だがあくまで絵本。 文字は一切ないのに、一本の木が迫って、我々に問うてくる。 生命力に圧倒される。 大人にもおススメ。 「はるにれ」表紙 「「あなたは一生懸命今を生きているか」と問うてくる。」ハルニレとは、…
ぽとんぽとんは なんのおと (こどものとも傑作集) 「くまのこウーフ」の神沢利子さんの作品。 雪が溶け春が近づく3月、この季節に読みたいです。冬ごもりの温かさと外の世界の厳しさ、そして 春の世界に出ていく親子熊の姿に、感動してゾクゾク。 「ぽとん…
ゆーらり ももんちゃん (ももんちゃん あそぼう) ももんちゃん祭りはこれで最後、これで全部です。 お疲れ様わたし。 「ゆーらり ももんちゃん」表紙 「夜のブランコの秘密は!?」いつもと趣が違って、夜、お星さまが出ている時間です。 ももんちゃんときん…
おにはうち! 節分の本をまだまだ紹介します。 なぜか節分の本に佳作が多いのはなぜ…? 節分というか、鬼を題材にした絵本全般に多い。 「鬼=悪」のイメージだけど、本当に悪いものなの? 本質を知っているの? 自分で確かめてみた? 本当は優しいかもよ………
オニたいじ 節分が終わってしまいましたが、節分にまつわる本を何冊か紹介します。 ああ時期が惜しい! 節分の豆が意志をもって考えていたらどうなる? というお話です。 これは道徳にいいんじゃないかと個人的にとても気に入っています。 「オニたいじ」表…