はなをくんくん (世界傑作絵本シリーズ)
懐かしい! 幼いころ家にあってよく読んでいました。
白黒なのに温度や匂いが感じられる、見ていると五感が研ぎ澄まされます。
子どもの想像力を掻き立てる名作。
「白黒なのに伝わってくる温度やワクワク感」
幼いころに読みました! 懐かしい! よく読んでいたことを思い出しました。
全編(ほとんど)白黒で絵が進みます。
白黒なのに得られる情報量がすごいです。
冬眠している動物たちのぬくもりも、対比する外の厳しい寒さも、温度となって伝わってきます。
みんながはなをくんくんし始め、駆けてく、駆けてく、のシーンのワクワク感!!
覚えているこの高揚感。幼いころに読んだときのものと全く同じです。一気にタイムスリップしたような感覚に陥って泣きそうになりました。
そして最後の黄色い花にすべてが集約されている感動。
…昔も今もカタツムリが集合しているページが読めないのも変わっていません(笑)
集合体恐怖症(トライポフォビア)の人は注意。ぎゃーってなります。
2.情報
著者:ルース・クラウス (著), マーク・シーモント (イラスト), きじま はじめ (翻訳)
出版年月日:1967/3/20
出版社:福音館書店
ページ数:32ページ
おすすめ対象年齢:2歳から