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目指せ3000冊の絵本レビュー。おすすめの絵本を、季節や行事や年齢ごとに紹介します。時々子育てコラム。私のおススメはタイトルに★をつけています。

665「クリスマスのちいさなかね」~クリスマスの由来と、クリスマスに鐘を飾る理由となったお話が描かれる。キリスト教・文化を知るためにも。

クリスマスのちいさなかね

マリア様がイエス様を産んだ時のお話が描かれているので
キリスト教というものがどういうものか知るために、とても素敵ないい絵本です。

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「クリスマスのちいさなかね」表紙


「クリスマスの由来と、クリスマスに鐘を飾る理由となったお話が描かれる。キリスト教・文化を知るためにも。」

クリスチャンじゃないですがすごく心に響いて残りました。
キリスト教系の園や学校に通っている子、クリスチャンの子には特にいいんじゃないでしょうか。
そうじゃなくても、違う宗教のこのクリスマスの発祥を知るために、非常にわかりやすい一冊です。

マリア様がうまやでイエス様を産んだときのお話。
そしてラヘルという主人公の女の子と、鐘、今でもクリスマスに鐘が飾られる理由が描かれます。
文字数も情報量もかなり多いですが、全部ひらがななので園児でもゆっくり自分で読めるでしょう。
大人も勉強になります。
行事の由来を知ることは大事だと考えます。その助けになる素敵な一冊。


2.情報

著者:ロルフ クレンツァー (著), 女子パウロ会 (翻訳)
出版年月日:2015/10/1
出版社:女子パウロ
ページ数:24ページ
おすすめ対象年齢:4~5歳から