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目指せ3000冊の絵本レビュー。おすすめの絵本を、季節や行事や年齢ごとに紹介します。時々子育てコラム。私のおススメはタイトルに★をつけています。

646「ねずみくんのクリスマス」~大きいものが小さいものをからかって笑うけれど、大事なのは優しい心。ほっこり優しいラスト。

ねずみくんのクリスマス (ねずみくんの絵本 19)

ねずみくんシリーズってたくさん出てるんですね。
最初は意地悪なおはなしだなあと思いつつ、ラストはほっこりできてよかったです!

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「ねずみくんのクリスマス」表紙


「大きいものが小さいものをからかって笑うけれど、大事なのは優しい心。ほっこり優しいラスト。」

ねずみくんのシリーズもこんなにたくさん出ているんですね! これが19作目。びっくり。
クリスマスです、みんなツリーを用意します。

ねずみ君がつくったツリーを、あひるくんが「小さい小さい」と笑います。
以下、あひる、うさぎ、ぶた、くま、ゾウがそれを繰り返します。

そこへすごく小さなツリーを持ってきた、ねずみの女の子のねみちゃん。
みんなは笑ってバカにしますが、実はねみちゃんはみんなには作れないであろうとっておきの巨大なアレをつくってみんなにふるまいました。
恥ずかしくなるみんな…。
そしてねみちゃんに特大のプレゼントをあげるのでした。

最初はみんな意地悪だなあと思いましたが、子どもの反応はもっと単純におもしろがります。
心が温まるラストにほんわかした気分になりました。


2.情報

著者:なかえ よしを (著), 上野 紀子 (イラスト)
出版年月日:2003/10/1
出版社:ポプラ社
ページ数:35ページ
おすすめ対象年齢:2歳から