こぐまとめがね
子ども向けじゃないだろう、思春期向けだろう、と思いました。
幼児に死にたい気持ちはなかなか教えないかと…。
「「こぐま」とあるが、大人の世界。死にたい気持ちやら、運命の恋愛やら。」
タイトルに「こぐま」がつきますが、このクマの中身は子どもじゃないですね…大人ですね。少なくとも思春期以降。
死という喪失感を乗り越える、死にたいと願うほどの悲しみとの戦い、愛(恋)への気づきがテーマです。
うーんやっぱり幼児には難しい世界か。
特に、悲しみのあまり食べずに衰弱し、「ああ、ぼくもきっと、これで天国にいける。」とか喜んでしまうあたりは
「まさか子供向け絵本でそんな描写が!」と驚きました。
幼児に希死念慮について教えなきゃいけないとは…。
うさぎとも友情じゃないですね。
完全に運命の恋愛です。この後の流れは結婚するしかない。
ちょっと子どもの精神世界と離れたお話なので、★減らします。
2.情報
著者:こんの ひとみ (著), たかす かずみ (イラスト)
出版年月日:2011/12/26
出版社:金の星社
ページ数:32ページ
おすすめ対象年齢:4~5歳から