かえるがみえる
生き物特集。
「さる・るるる」みたいな本で、それより古いやつ。
語彙を増やすのにとても良さそうです! 大人の国語力も試されます。
「「かえるが〇える」だけで進行していく、言葉を学んだり日本語の楽しさを知ることのできる一冊」
「さる・るるる」にとっても似てる!アイデアがそのまま!…と思ったら、こちらは1975年、さる・るるるは1980年で、こちらの方が古かったんですね。
全文「かえるが〇える」です。それでお話が進行していきます。「さる・るるる」は「さる、〇る」でした。
一緒に読み比べると面白いかもしれないですね。
幼児には難しい単語もたくさん出てきます。「肥える」「(お灸を)すえる」「萎える」「綯える」「ベール」とか。
そして「かえるがかえる」というのが一番多く出てくるのですが、
それだけでも「返る」「帰る」「替える」「買える」と様々。
日本語の面白さを子どもに伝えられると思います。
そして大人もそれをわかりやすく説明する能力が試されます! 頭を使いますよ。
ぜひお子さんと一緒に大人も楽しんでほしい一冊です。
2.情報
著者:まつおか きょうこ (著), 馬場 のぼる (イラスト)
出版年月日:1975/12/1
出版社:こぐま社
ページ数:40ページ
おすすめ対象年齢:3歳から