絵本と愛と子どもらと

目指せ3000冊の絵本レビュー。おすすめの絵本を、季節や行事や年齢ごとに紹介します。時々子育てコラム。私のおススメはタイトルに★をつけています。

304「おまるにぴょん、できるかな!」~おまるでパーティーはちょっと理解不能。トイレってそういうものだろうか。

おまるにぴょん、できるかな!(児童図書館・絵本の部屋)

「トイレ」特集。
排泄の姿はお互い見せあいっこするものではない気がする…そうだよね…。

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「おまるにぴょん、できるかな!」表紙


「おまるでパーティーはちょっと理解不能。トイレってそういうものだろうか。」

パッと見て、海外の作品だなとわかる絵。スヌーピーのピーナッツとかこういう絵柄ですよね。線に特徴があります。
全体的に微妙かな。
絵も雑然としていて、淡くて、どこに集中すればいいのかいまいちわからないし、
話の焦点もどこにあるのか…ぼやっとしています。
大事なのはおまるにぴょんと乗れるかな?乗ってみようよ!というところだと思うのですが、
みんなでぞろぞろパレードする前置きが長くて「これ何の話だったっけ?」と忘れてしまう。
おまるのパーティーというのも、海外ではありなのか!?
トイレは恥ずかしいもの、保育園でも年少さんからカーテンの区切りがあるように、そんなに大勢で見せ合うものじゃないだろうという疑問。違和感。
うーん、消化不良に終わりました。


2.情報

著者:サリー ロイド=ジョーンズ (著), アニタ ジェラーム (イラスト), 小川 仁央 (翻訳)
出版年月日:2016/12/10
出版社:評論社
ページ数:32ページ
おすすめ対象年齢:2~3歳から