おかあさんがおかあさんになった日 (絵本・こどものひろば)
「あやちゃんのうまれたひ」と同じくらい、3歳娘が夢中になって何度も読む本です。
子どもなりに思うことが多い本のようです。
もちろん大人が読んでも感動します。
セットで「おとうさんがおとうさんになった日」もぜひ。
「3歳の娘が何度も強く「読んで!」とせがみます。母親はもちろん、幼い子にも感じるものが多い名作。」
3歳の娘のお気に入りです!
とても似ている「あやちゃんのうまれたひ」も娘ははまって、なんども読まされた上に、胎内記憶を話してくれました。
この本も同じものを感じるようで、一回読むと繰り返して三回は連続で読まされます。
お母さんのおなかが大きい…一生懸命散歩をしている…とうとう生まれる…お母さん頑張ってる…生まれた、みんな泣いていて嬉しそう。
淡々とした時系列の情報・絵から、「自分はお腹の中にいたんだ」「ママも自分もこんなに頑張って生まれてきたんだ」「みんなこんなに喜んでくれたんだ」「私は愛されて生まれたんだ」…たぶんそんなことを小さいなりに感じているんだと思います。
この本の何が好きなの?と聞いても一切答えてくれません。無言でただただ「読んで。いいから読んで。」と強く言ってきます。
ぜひお子さんにも読んでみてください。こんなに夢中になるものなのかと感心・感動すると思います。
第41回サンケイ児童出版文化賞、第4回けんぶち絵本の里びばからす賞
2.情報
著者:長野 ヒデ子
出版年月日:1993/7/15
出版社:童心社
ページ数:32ページ
おすすめ対象年齢:2~3歳から