絵本と愛と子どもらと

目指せ3000冊の絵本レビュー。おすすめの絵本を、季節や行事や年齢ごとに紹介します。時々子育てコラム。私のおススメはタイトルに★をつけています。

229「くだもの だもの」230「おかしな おかし」~やさいとくだものは良かったけれど、おかしは微妙…

くだもの だもの、おかしな おかし (幼児絵本シリーズ)

「おやおや、おやさい」が良かったのでこの2冊も借りてみました。
bookand.hateblo.jp

くだものは面白かったです。
でもおかしが微妙でした…笑
お菓子って全体的に茶色いじゃないですか。そしてそんなに幼児に食べさせるものでもないじゃないですか。
子どもたちがピンとこなかった模様。

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「くだもの だもの」表紙

「擬人化した果物たちのそれぞれのキャラクターが立っている」

「おやおや、おやさい」を読んでとても面白かったのでこちらも読んでみました。
海辺で果物たちの細かい珍騒動です。
言葉遊びが相変わらず面白い。
絵も野菜と同様、質感まで丁寧に描かれています。特にみかんのてかりとか最高ですね。スイカの重量感も出ています。

3歳のこどもは物語には出てきませんが、寝ているドラゴンフルーツが気になるようで何度も「これなに?」と聞いてきます。
1歳の子どもはひとつづつ指さして「これはなに?」といった感じで確かめています。

擬人化した果物たちのそれぞれのキャラクターが立っていてとても面白かったです。

2.情報

著者:石津ちひろ (著), 山村浩二 (イラスト)
出版年月日:2006/6/15
出版社:福音館書店
ページ数:24ページ
おすすめ対象年齢:3歳から




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「おかしな おかし」表紙

「1歳と3歳には全くぴんと来ない様子。全体的に茶色い。」

「おやおや、おやさい」「くだものだもの」が面白くて最後にこれを読みました。
うーん、微妙。
お菓子って大抵茶色いんですよね…。ページをめくってもめくっても茶色い。唯一こんぺいとうだけがカラフル。
あと野菜や果物のテカテカツルツルした質感と違って、粉っぽいのが多いから、せっかくの画力が活かしきれていない感じ。

餅もまだ食べさせたことがないし(年齢的に無理)、日常生活で「マドレーヌだよ」「クラッカーだよ」と与えることもないし、だから子どもがぴんと来ない。よって手にも取らない状態。
もう少し年齢が大きくなったら読んでくれるかな…

2.情報

著者:石津ちひろ (著), 山村浩二 (イラスト)
出版年月日:2013/5/25
出版社:福音館書店
ページ数:24ページ
おすすめ対象年齢:3歳から