ぼくじてんしゃにのれるんだ (くまたくんのえほん)
父の日特集。
ものすごくリアルな自転車練習を描いた絵本。
頼もしいお父さんと、心配性なお母さん。
「自転車練習の時の気持ちをリアルに思い出す。自転車の練習を始めるお子さんに。」
圧倒的なリアル感に、ぐいぐい引き込まれました。
5歳の誕生日に自転車をプレゼントされたくまたくん。
初めてサドルにまたがった時の浮いているような感覚、ドキドキする気持ち、転ぶときの感覚と恐怖と痛み、できるようになってきた得意げな気持ち、先に補助輪が外れている友達への羨ましさ、補助輪を外したときの怖さ…。
どれも自分が体験したときのことを思い出して、そのリアルな感覚に胸がドキドキしっぱなしでした。
おおらかなお父さんと心配性のお母さんのキャラクターも素敵です。いい家族ですね。
自転車に興味を持ち始めるお年頃のお子さんにぜひ!
でも最近は2歳くらいからみんなペダル無し二輪車を乗りこなしてしまうので、自転車に乗れるようになるのが早いですよね!
自分の頃は小学校入ってからという子が多かった気がするのですが、今は早いと3、4歳から普通に自転車に乗れますよね…。すごい。
2.情報
著者:わたなべ しげお (著), おおとも やすお (イラスト)
出版年月日:1989/3/1
出版社:あかね書房
ページ数:32ページ
おすすめ対象年齢:4~5歳から