とよたかずひこさんの「〇〇さんがね」シリーズ、どんどんいきます。
数冊読むとパターンが決まっていることに気づきました。
そしてこの食材たち、食べられることが大好きなんです。
とうもろこしくんがね‥ (おいしいともだち)
「調理されて食べられることが快感な食材たち」
最初に「たまごさんがね…」を読んで、その次にこれを読んだら、なるほどひな形がわかってきました(笑)
食材の受難→「しんぱいごむよう!」→ちょうりされる→めしあがれ
この「しんぱいごむよう!」がとても可愛くて力強くていいですね。
リズム感の良さもとよたさんらしくてとても好きです。
「いそぐ いそぐ とうもろこし」
「ばりばり ばさばさ ばりばり ばさばさ」
「ぐらぐらぽこぽこ」
子どもが大好きなおのまとぺが多用されています。
いちごさんがね‥ (おいしいともだち)
「なぜかカエルやヘビや雪だるまを越えていくイチゴ六人衆。」
いちごは割れたり切れたりがないから、どこで「しんぱいごむよう!」なんだろう…と読み始めました。
主人公は6個のいちごたちです。勇ましく行進していきます。リュックを背負って、つえをついて。
「いちごがろっこ ずんずんずん」のリズムが楽しい。
カエルを越え、ヘビを越え(なぜ!?)、雪だるまを越えようとおもったら飛ばされた!
ここで「しんぱいごむよう!」出ました。
最後はイチゴミルクかと思ったら、違いました(笑)
やっぱりケーキはイチゴのショートケーキが一番好きです。