ふくはうちおにもうち
この節分の本も★(私のおすすめ)が付きました!
節分本の佳作率おそるべし。
ちなみに息子と娘の通う保育園では、節分に本気の鬼が出たようで、
怖がりの娘はもちろん泣き叫びその日の晩は0時まで寝付けず、さらに夜泣きで何度も目覚め…
息子も先生の目撃情報によると「腰が抜けて歩き方を忘れていた。本当に人間腰が抜けるんだと思った。」という姿だったらしいです。
後で写真を見たら、めっちゃリアルな般若のお面でした。
それが襲ってくるって、なまはげ並みの怖さだわ。
「親切に明るく暮らせば幸せはやってくるというメッセージ性」
他人への優しさと、ポジティブな明るさを持って生きていれば、ちゃんと幸せの神様は見ていてくれるよというメッセージがこめられた、最高に幸せな本です!
寒い雪の夜に「寒いよう、寂しいよう」と泣く鬼たちを、いいからいいからと家に引っ張り込み、酒をふるまった人のいい男。
奥さんと子どもは「鬼は出て行って!福の神がきてくれん!」と泣くけれど、男も鬼もなんのそので踊り続けた。
その楽しい様子に「楽しそうな家だのう」と福の神が引き寄せられてやってきた。
酔った福の神も踊りだし、最後は奥さんも子どもも全員で踊るゆかいな家。
翌日鬼たちは帰っていき、福の神は「この家にぎやかで好きになった。」と神棚にいついた。
困った人に手を差し伸べ、家族みんなで楽しく明るく暮らしていれば幸せはやってくる。
とてもほっこりするメッセージ性の絵本です。
2.情報
著者:内田 麟太郎 (著), 山本 孝 (イラスト)
出版年月日:2004/1/7
出版社:岩崎書店
ページ数:32ページ
おすすめ対象年齢:3歳から