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目指せ3000冊の絵本レビュー。おすすめの絵本を、季節や行事や年齢ごとに紹介します。時々子育てコラム。私のおススメはタイトルに★をつけています。

609「飼育員さんおしえて!ラッコのひみつ」~「水族館で飼育されているラッコ」を「飼育員さんの目線」で説明した図鑑

飼育員さんおしえて!ラッコのひみつ

あくまで水族館で飼われているラッコの観察、という感じです。
飼育さんになりたい子ども向けかな。

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「飼育員さんおしえて!ラッコのひみつ」表紙


「「水族館で飼育されているラッコ」を「飼育員さんの目線」で説明した図鑑」

ラッコがすごくかわいい!
この本のポイントは、「自然の中のラッコ」ではないということ。
あくまで「水族館で飼育されているラッコ」の観察。
もちろん一般的なラッコの知識は書かれていますが、この水族館のこの個体はこうだよ、というのにより重きがおかれている気がします。
飼育員さん目線で教えてくれるスタイル。
なので、「普遍的なラッコの図鑑」とはちょっと違います。
どちらかというと飼育員になりたい子とか向けだろうか。あとはラッコ博士になりたくて、他のラッコ本はみんな読み終えて、その先でという感じか。

写真は水族館で撮っているだけあって、近くて、いろんな姿や表情がとってもよく見られます。
どアップの写真がたくさんあってすごくかわいいです。

2.情報

著者:池田 菜津美 (著), 松橋 利光(写真)、 鳥羽水族館(協力)
出版年月日:2015/1/21
出版社:新日本出版社
ページ数:32ページ
おすすめ対象年齢:5歳から