おべんとうバス （たべもの×のりもの×あかちゃん【0歳・1歳・2歳児の絵本】）
最近まで知らなかったのですが、保育園・幼稚園では鉄板の絵本のようです。
これの劇の本が出ていて演じられたり、
保育士さんがこれのエプロンシアターを作って演じたり。
それだけ子どもの心を掴む何かがあるんでしょうね。
「人気作品。とてもシンプルな繰り返しの絵本。赤ちゃんはこういうのが大好き。」
いろんなレビューを見てみたら、とても人気の絵本なんですね！ びっくりしました。
自分一人で読んだだけでは「ただの赤ちゃん向けお弁当絵本」というそれだけの印象でした。
「子どもの好き」と「大人の好き」はこうも違うんだなあと思い知らされました。
確かにうちの１歳に読ませたらくぎ付け。
「ハンバーグくーん」「はーい」
と、お弁当の具材が一つずつ返事をしながらバスに乗り込む。
どんどん乗っていく。
最後に、今まで横から見ていたバスが俯瞰され、ランチボックスだったというオチ、ほんとうにただそれだけなんですが、このシンプルな繰り返しが子どもの心を掴むのでしょう。
黒くて太い輪郭線と、鮮やかでパリッとした色使いも、赤ちゃんが好みそうです。
２．情報
著者：真珠 まりこ
出版年月日：2006/1/1
出版社：ひさかたチャイルド
ページ数：20ページ
おすすめ対象年齢：０歳から
