絵本と愛と子どもらと

目指せ3000冊の絵本レビュー。おすすめの絵本を、季節や行事や年齢ごとに紹介します。時々子育てコラム。私のおススメはタイトルに★をつけています。

【娘のバイオリン5】失敗するのが怖い娘、その後。

以前の記事にも書きましたが、娘がバイオリンの練習中やレッスン中に泣くんです。

bookand.hateblo.jp

ほんとにすぐ泣く。
「そこ違うよ」と、押さえる左手、弓を持つ右手に触れようとするだけで大泣き。
信じられないくらい泣く。
泣くと何もできなくなりますよね…。
「そんなに嫌なら練習するのやめよう」と提案してもさらに泣く。
手が付けられない。

そんなんで、その日の娘の気分にもよりますが、練習時間の半分くらい泣いている時も。
さすがに泣きすぎだろ(普段も良く泣きがちではありますが)と、夫とも話して、
昨日練習中に号泣が始まったときに聞いてみたんです。

「なにが悲しいの? なにがそんなに辛いの?」と。
すると
「間違えるのが怖い」と涙をボロボロ流して言いました。

完璧主義ですね…。
間違えることが自分の中で悪になっているのでしょうか。
そんなに思い詰めていたのか。

そこで
「練習やレッスンの時、間違えてもいいんだよ。どんどん間違えなさい。たくさん間違えなさい。
間違えるのは何も悪いことじゃないよ。
誰だって最初はできないじゃない、弾けないじゃない。
それを練習して、たくさん間違えて、段々弾けるようになるんだよ。
間違えるのは頑張ってる証拠だよ。ママの前ではいっぱい間違えて。
間違えても怒ったことないでしょ?
より良くなるために注意や、こうした方がいいよって教えることはするけど、それと怒っているのとは全然違うよ。

それよりも〇〇ちゃんが間違えるのを怖がって、
最初から弾くことも練習することも拒否して「いやだいやだ」って泣いて時間が経つのが、ママはとても嫌だ。
間違えてもいいんだから弾きなさい。

ママだった毎日間違えてばかりだよ。」

と言ってみたらけろっと泣き止んで、笑って、
「そっかー、ママもいっぱい間違えてるんだ。
ママも間違ってもいいんだよ!」
と逆に慰めてくる始末(笑)
なんだそれ。

さて…それが昨日だったから、今日の練習はどうなるかな。
改善するといいな…。

三日経過しましたが「いやだ、できない」と泣くことは今のところ再発しておりません。
間違ってもいいことを理解してくれたのかな。。

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