おべんとう (幼児絵本シリーズ)
毎日お弁当を作るお母さんを尊敬します。私にはできぬ…。
この絵本はお弁当に関する絵本を代表する一冊といっていいでしょう。
食が細くてお弁当を残しちゃう…そんな子に効果的かもしれません。すごくおいしそう!
「おべんとうの基本絵本。美味しそうで本の中に手を伸ばしたい!」
お弁当に関する基本中の基本絵本という感じがします。
まず表紙が美しい!
ブロッコリーの緑、卵焼きの黄色、にんじんの橙色。
飾っておきたくなる美しさです。
空っぽのお弁当箱に、順番に中身を入れていくという、ただそれだけのお話。
ただそれだけなのに何でこんなに惹きつけられるのでしょうか!
湯気、匂い、温度、触感と食感……これらが目の前で繰り広げられているようで感覚が研ぎ澄まされます。
もう気分はこのお弁当を詰めている人、そしてこれから食べるのであろう子どものものになります。
これ食べる子、美味しいだろうなあ…。
この本を読めば、小食の子も改善されそうな気がします。そのくらい美味しそう。
一点気になるとすれば、ご飯や具は熱いうちに入れると傷んじゃいますよ……(笑)
熱い方が絵的においしそうですが。冷まして入れないとこれでは食中毒一直線。真似はしてはいけませぬ。
2.情報
著者:小西 英子
出版年月日:2012/2/5
出版社:福音館書店
ページ数:24ページ
おすすめ対象年齢:1~2歳から