絵本と愛と子どもらと

目指せ3000冊の絵本レビュー。おすすめの絵本を、季節や行事や年齢ごとに紹介します。時々子育てコラム。私のおススメはタイトルに★をつけています。

151「どんぐりむらのおまわりさん」~かっこいい大人に憧れて、子どもは強く振る舞う。

どんぐりむらのおまわりさん(どんぐりむらシリーズ)

おまわりさんみたいな強くて優しい大人になりたい…
そんな子どもの夢や憧れは子どもの心を強くします。
憧れの大人の存在って大事だと思う。

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「どんぐりむらのおまわりさん」表紙


「かっこいい大人に憧れて、子どもは強く振る舞う。」

どんぐりむらのおまわりさんと、かっこいいその人・その職業に憧れる一人の子に焦点を当てた物語です。
子どもはいつも「かっこいい大人」「かっこいい仕事」に憧れるんですよね。
わかるなあ、私は幼いころ優しい看護師さんがとても素敵に見えて憧れたなあ…そんなことを思い出しながら読みました。
強くなりたい気持ちがあると、子どもも強くなる! 優しくなる!
そんなメッセージに心が温まりました。

しかし長いですね…。
5~6歳が児童書の手前の絵本として勝手に読んでくれるならいいのですが、大人が読み聞かせるには辛い文章量です。


2.情報

著者:なかや みわ
出版年月日:2012/9/4
出版社:学研プラス
ページ数:32ページ
おすすめ対象年齢:3歳から