絵本と愛と子どもらと

目指せ3000冊の絵本レビュー。おすすめの絵本を、季節や行事や年齢ごとに紹介します。時々子育てコラム。私のおススメはタイトルに★をつけています。

150「どんぐりむらのぼうしやさん」~商売とはなんぞやということを幼児にもわかりやすく教えてくれる。

どんぐりむらのぼうしやさん (どんぐりむらシリーズ)

どんぐりむらシリーズを紹介していきます。
このシリーズはものすごい情報量です。文字数も、絵の細かさも。

f:id:reviewand:20190413013724j:plain
「どんぐりむらのぼうしやさん」表紙


「商売とはなんぞやということを幼児にもわかりやすく教えてくれる。」

どんぐりむらシリーズの始まりです。
どんぐりむらではなかなか帽子が売れません。
そこでぽーとちいとくりんは、元気よく都会へ帽子をもって出かけます。
そこで出会ったお客様たち(スズメやねずみやバッタ)はみんな「あんまりいいものがないね」と言って去っていきます。

自分たちに足りないものはなんなのか! どんぐりたちはここでようやく考え始めます。
マーケティングとはこれなんぞやと幼児にも教えてくれる本。素敵です。
読んであげた我が家の子どもたちも、こんど保育園のお店屋さんごっこや夏祭りで「売れるもの」を考えて作ってくれるといいなあと期待。


2.情報

著者:なかや みわ
出版年月日:2010/8/31
出版社:学研プラス
ページ数:32ページ
おすすめ対象年齢:3歳から