プリンちゃんとモンブランばあば
お姫様大好き女子の妄想力はすごい。
優しいおばあちゃんが素敵。
「種から何の花が咲き、何の実がなるのか妄想を炸裂させるプリンちゃんと、それを優しく見守るおばあちゃん。」
プリンちゃんシリーズ第三弾は、おばあちゃんと、プリンちゃんが拾った木の実(種)をめぐるお話です。
おばあちゃんはモンブランなのね。スイーツ家系。おばあちゃんのお家もモンブラン型です。
プリンちゃんが小さな種を拾い、ビスケットの植木鉢で育てることにします。
砂糖水をかけたら植物ってどうなるんでしょうねえ…塩水は枯れるけど砂糖水は意外と育つのか!?
「ポップコーンのお花が咲くかもしれない」
「フルーツドロップの実がなるかもしれない」
「チョコレートがどっさりなるかもしれない」
と妄想を膨らませるプリンちゃん。
その妄想の中の姿もやっぱりゴージャスなお姫様。女子力高いなあ。
それをいつも「そうかもねえ。いいわねえ。」とほほ笑んで見守るおばあちゃん。
たぶんおばあちゃんは何の実がなるか知っているのです。
だからこそのラストにほっこり!
穏やかで優しくて素敵なおばあちゃん。