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目指せ3000冊の絵本レビュー。おすすめの絵本を、季節や行事や年齢ごとに紹介します。時々子育てコラム。私のおススメはタイトルに★をつけています。

587「プリンちゃんとモンブランばあば」~種から何の花が咲き、何の実がなるのか妄想を炸裂させるプリンちゃんと、それを優しく見守るおばあちゃん。

プリンちゃんとモンブランばあば

お姫様大好き女子の妄想力はすごい。
優しいおばあちゃんが素敵。

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「プリンちゃんとモンブランばあば」表紙


「種から何の花が咲き、何の実がなるのか妄想を炸裂させるプリンちゃんと、それを優しく見守るおばあちゃん。」

プリンちゃんシリーズ第三弾は、おばあちゃんと、プリンちゃんが拾った木の実(種)をめぐるお話です。
おばあちゃんはモンブランなのね。スイーツ家系。おばあちゃんのお家もモンブラン型です。

プリンちゃんが小さな種を拾い、ビスケットの植木鉢で育てることにします。
砂糖水をかけたら植物ってどうなるんでしょうねえ…塩水は枯れるけど砂糖水は意外と育つのか!?

「ポップコーンのお花が咲くかもしれない」
「フルーツドロップの実がなるかもしれない」
「チョコレートがどっさりなるかもしれない」
と妄想を膨らませるプリンちゃん。
その妄想の中の姿もやっぱりゴージャスなお姫様。女子力高いなあ。

それをいつも「そうかもねえ。いいわねえ。」とほほ笑んで見守るおばあちゃん。
たぶんおばあちゃんは何の実がなるか知っているのです。
だからこそのラストにほっこり!
穏やかで優しくて素敵なおばあちゃん。


2.情報

著者:なかがわちひろ (著), たかおゆうこ (イラスト)
出版年月日:2014/3/19
出版社:理論社
ページ数:32ページ
おすすめ対象年齢:2歳から