つきよのかいじゅう
「月・お月見」特集。
マツコ・デラックスさんもなにかの番組で読んでびっくりしていたそうです。超衝撃(笑撃)作。
「「はあっ!!!」となる衝撃からの脱力した笑いがこみあげる。読んだら一生忘れられない。」
爆笑。長さんの作品では、キャベツ君でトンカツが現れたときくらいの衝撃と爆笑でした。
何とも言えない脱力した「しょうがないなあ…」という変な笑いです。
子どもに対しても、何か学ぶこと、感動、とかは望んではいけません。
ナンセンスなんです。意味はないんです! でもひたすら面白いし一生忘れられないんです。それでいいじゃないですか。
もう10年も湖で怪獣が出てくるのを待っている男。
ついに怪獣が現れた!!!
夢中でシャッターを切る。そりゃそうです。10年も待ち焦がれたんです。
ネッシーのようなものだろうか、それともうろこがあるのかな?
破裂しそうに高鳴る男の胸とは裏腹に、やばい展開になります。
ボコボコボコボコ ボコボコボン
去っていく静けさにまた笑いがこみあげます。
男よ、男、それ大スクープじゃないの? なんで何もなかったことにするの?
ネッシーよりすごいと思うんだけど! と、突っ込むのもまた一興。
2.情報
著者:長 新太
出版年月日:1990/9/15
出版社:佼成出版社
ページ数:36ページ
おすすめ対象年齢:3~4歳から