べべべん べんとう
お弁当の本、かつ笑える本、と言ったらこれで覚えておいてください。
そうめん弁当はいつかやりたいなあ。
息子が中学生くらいになってやったら嫌われるかなあ(笑)
「非常にリアルな家庭の弁当+妄想各地の名産品弁当で、爆笑」
「あっちゃんあがつく」が有名なさいとうしのぶさんの作品。
全編通じて、妙にリアル、そして爆笑です。実感を伴った笑いがこみあげてきます。
毎朝お母さんの作ってくれるお弁当。うんうん、手作り感があって、こんな感じだよね、わかるかわる。美味しそう。
でも僕は給食、サバの味噌煮が嫌いで最悪。給食の描写も非常にリアル。こんなんだよね。
遠足と運動会のお弁当も納得の描写。キャベツ太郎ににやにやしてしまいます。
おにいちゃんの友達でこんなのを持ってきた人がいるんだって、とそうめん弁当どーん。
爆笑。
でもこれはありだなあ。いつかやってみたい気もする。水筒に麺つゆって。普通のお箸では食べづらいから割りばしって。そんなところには心遣いしたんだお母さん(笑)
これは絶対、作者の周りであった実話ですね。ものすごく説得力のある描写と説明ですもん。
この辺から「妄想・各地の名産品弁当」コーナーになります。
北海道ってこんな感じ?ってタラバガニとか新巻鮭の頭とか丸々入ってる。
沖縄にはサトウキビとチビチ(豚足)とゴーヤがそのまま!!! どうやって食べるんだよと盛大に突っ込みながら読みたいです。
中国、イタリアも雑(笑) イメージが雑。でもこんなもんですよね。
おせち料理でしめて、満腹な内容です!!
とっても面白い!
2.情報
著者:さいとう しのぶ
出版年月日:2010/3/1
出版社:教育画劇
ページ数:32ページ
おすすめ対象年齢:3~4歳から