絵本と愛と子どもらと

目指せ3000冊の絵本レビュー。おすすめの絵本を、季節や行事や年齢ごとに紹介します。時々子育てコラム。私のおススメはタイトルに★をつけています。

315「かえるとカレーライス」~カエルがカレーを食べるというただそれだけ! なのに何度も読んでしまうのはなぜ。

かえるとカレーライス (幼児絵本シリーズ)

生き物特集。
長新太さんのナンセンス絵本。
意味もオチもないのに癖になる。

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「かえるとカレーライス」表紙


「カエルがカレーを食べるというただそれだけ! なのに何度も読んでしまうのはなぜ。」

かえるの住んでいる池のそばにある山が、ある日噴火した。
と思ったら、カレーが流れてきた!
山がカレーライスのようになり、かえるがどんどんカレーを食べる。

ただそれだけ! 意味もない! これといったオチもない!
ああナンセンス。
でもどうして何度も読んでしまうのだろう。子どもも何度もせがむのだろう。
長新太さんはこの意味の無さの中に、一体何を詰め込んでいるのだろう。誰か解明してほしい。

2.情報

著者:長 新太
出版年月日:1996/1/25
出版社:福音館書店
ページ数:24ページ
おすすめ対象年齢:2~3歳から