30000このすいか
夏特集。
どんどんスイカ本行きます。
「ページをめくるたびに衝撃が走るすごい作品。夢に出てきそう。」
4歳の子に初見で読み聞かせをしながら、何度も「なんじゃこりゃー!!!」「すっごい本だね!!!」と大人の私が止まってしまいました。
ものすごい衝撃。天才に対して感じる衝撃。
途中まで長新太さんのナンセンスに通じるものがあるなと思いましたが、でもオチはもっとちゃんとストーリーや意味をなしていました。
丸々と畑で育った三万個のすいかたち。
からすが「かわいそうに、市場に連れていかれるよ」と噂話をしているのを聞いて気絶しそうに。
聞こえるのか! 聞こえてたのか! すごい命の量だな。
そしてツルを切って逃げる三万個。すごい画だ(笑)
お日様についていこう!と言ってからの展開が、毎ページごとに衝撃すぎてついていけない(笑)
4歳の方が普通についていってるのよね。子どもは自由だなあとしみじみ思いました…。
すごい作品。
2.情報
著者:あき びんご
出版年月日:2015/6/10
出版社:くもん出版
ページ数:32ページ
おすすめ対象年齢:3歳から