絵本と愛と子どもらと

目指せ3000冊の絵本レビュー。おすすめの絵本を、季節や行事や年齢ごとに紹介します。時々子育てコラム。私のおススメはタイトルに★をつけています。

281「歯がぬけた」~子どもの歯、大人の歯について考えるきっかけをくれる。絵がリアルで怖めなので好みが分かれそう。

歯がぬけた (わたしのえほん)

「歯」特集。
めちゃくちゃリアルな描写で、歯について考えさせてくれます。
好みが分かれそうな絵です。

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「歯がぬけた」表紙


「子どもの歯、大人の歯について考えるきっかけをくれる。絵がリアルで怖めなので好みが分かれそう。」

内容や伝えたいことはとても素晴らしいけれど、4歳の怖がり娘が表紙から「こわい!」といって開けないのと(笑)、私も全編にわたって気味の悪い絵だなあ…歯という生々しい話で更にこういう絵の描き方だと気持ち悪いなあと感じて生理的に受け付けないのでマイナス1。口の中の匂いや味を感じてしまうというか。それくらいリアルってことなんですが。

・乳歯と永久歯
・抜けた歯はどうするのか、日本では、海外では
・抜けた歯を将来入れ歯にしたいなという妄想

こんな感じで楽しく子どもの歯、大人の歯について考えることができます。
歯の抜け変わりを意識しはじめる5歳くらいからが適していそう。


2.情報

著者:中川 ひろたか (著), 大島 妙子 (イラスト)
出版年月日:2002/5/7
出版社:PHP研究所
ページ数:24ページ
おすすめ対象年齢:4~5歳から