まだかな (絵本・いつでもいっしょ13)
生き物特集。
動物の描写はとてもいいけれど、植物が「これ古生代の生物…?」とか思ってしまって
なんとも微妙…。
「動物・昆虫はとても良いが、植物の描写がすごく怪しくて個人的には微妙…」
かえるが水辺で「まだかな」と何かを待っています。
待っている間に水辺で繰り広げられる動物・昆虫・魚の暮らし、そして弱肉強食の命のサイクル。
アオハダトンボはウシガエルに食べられ、
カゲロウはオイカワに食べられ、
オイカワはカワセミに食べられ、
シオカラトンボはタマゴを水に産む。
動物たちが生き生きとリアルに描かれているのが素晴らしいです。
でもしかし、植物の描写がとても怪しい。
著者は「自然をテーマに多くの科学絵本を描いている」とのことですが、ほんとうか?と疑ってしまいました。
植物ってこんな茎の形、葉っぱの形、花のつきかた、しているだろうか。してないよねえ。
動物はちゃんと観察してリアルに描いているのが伝わっているけれど、
植物は適当なイメージで描いてないだろうか。古生代の植物?とか思ってしまう。
ということで、個人的にモヤモヤして集中できず、微妙…。
2.情報
著者:まつおか たつひで
出版年月日:2005/6/1
出版社:ポプラ社
ページ数:28ページ
おすすめ対象年齢:2歳から