あさですよ よるですよ (幼児絵本シリーズ)
バブル時代の作品だからでしょう…?
エンドウ豆の家が無駄にゴージャス。
お風呂も台所もリビングもバブリー。そういう点を見ても面白いかも!
「愉快な豆の世界に生きる、豆一家の一日。」
1986年8月1日発刊の「こどものとも年少版」が初版。
エンドウ豆一家の、朝目覚める6時から、寝静まった0時までの一日を描いた絵本。
豆の世界です。家具も遊具もクルクルと豆の蔦の形、布の模様もみんな蔦模様。
一貫した豆ワールド。
七五調でリズミカルにお話が進んでいきます。
家、保育園(幼稚園?)、公園、商店街、また家。
どの風景も細かく楽しく描写されていて、観察しているとつい集中してしまいます。
こんな街や保育園だったら楽しいだろうなあ。
そして気になったのが、家が無駄に豪華!
お風呂が泳げるほど大きい、台所に10人くらい立てそう、グランドピアノをみんなでソファに座って鑑賞、飾ってある調度品もやたらとゴージャス。
お豆一家はお金持ちなのだろうか、それともこの時代の「憧れの生活」なのだろうか、真相は謎。