おにぎりにんじゃ おこめがはまの けっせん (講談社の創作絵本)
この本をもって草むらにてんとう虫をさがしに行きたくなります。
加古さんは理科教材としてこの絵本を描いたそうです。
「絵の素晴らしさと、意外性の連続のドキドキストーリー」
この方の絵本を初めて読みました。まず絵が素晴らしい。画材の性質や魅力を知り尽くしポテンシャルを最大限に使っている。
そしてストーリーもとても面白い。
身近な存在である「おにぎり」を子どもに大人気の忍者に仕立てている。
ページをめくるたびに「その発想は思いつかなかった!!」という展開の連続。意外性に富んでいて興奮してしまう。
草履を盗んだのがタコという設定、その理由、子分たちはタコさんウィンナー、おにぎりパックの術。
そしてオチがとにかく平和でほのぼの。敵が改心して素晴らしい「手に職」(脚に職?)
今後もこのシリーズに期待!
2.情報
著者:北村 裕花
出版年月日:2016/10/27
出版社:講談社
ページ数:32ページ
おすすめ対象年齢:3歳から