つきよのキャベツくん
大好きな「キャベツくん」シリーズの紹介2冊目。
⇓これは最初の「キャベツくん」
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セットで読みたい
⇓「キャベツくんのにちようび」
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シリーズの中で一番好きです。ツボりました。衝撃の面白さ。
どうなっているんだこの食物連鎖は。
「ブタとキャベツの命の循環… とんかつぅ!」
面白すぎるキャベツくんシリーズですが、その中でも一番笑いました。
キャベツくんが歩いていると誰かがやってきた。
なんだあのシルエットと色は…シシガミ様か…!?
と思ったら、「私はトンカツであーる」。
ブタが丸々一頭トンカツになってるってどんなホラーや…。だけど絵本から漂う香りは美味しそう(笑)
「はーいおよびですかー」ってトンカツソースが登場するって! ソース!
一気に人工的なものが登場して爆笑。
トンカツも人の手が入っていそうだけど、挨拶したはずみで頭からソースが出ちゃうトンカツソースもなかなかですよ。
キャベツくんもブタヤマさんもトンカツをたべたいけれど(この変な生き物を食べたいのか!)怖いのです。うん、怖い、怖すぎるよ。
「トンカツはキャベツといっしょにたべるとうまいのだ。」のブタヤマさんの一言で、すべてが輪となり繋がりました。
ブタ、トンカツ、ソース、キャベツ、ぶた、トンカツ、ソース、キャベツ、ブタ…
最後のオチにもびっくり。そこからそうきたか!と。
夜空を見上げるたびにトンカツを食べたくなりそうです。
2.情報
著者:長 新太
出版年月日:2003/8/1
出版社:文研出版
ページ数:28ページ
おすすめ対象年齢:3歳から