キャベツくん
だいだい大好きな「キャベツくん」シリーズ5冊を紹介していきます。
長新太さんの発想が好きすぎる。
大人にも読んでほしいです。そして笑ってほしい。絵本って自由なんだなと感じてほしい。
⇓「つきよのキャベツくん」
bookand.hateblo.jp
⇓「キャベツくんのにちようび」
bookand.hateblo.jp
「爆笑。視点が斜め上のやみつき絵本」
ページをめくるたびに大人は「うそでしょ!?」と思わず言ってしまう予測不可能な展開に笑ってしまう。
3歳の子どもも段々大笑いに。
絵は、黄色と青と緑と灰色だけで描かれています。そのシンプルさが話の面白さを引き立てている気がします。
キャベツくんが歩いているとブタヤマさんに会いました。
ブタヤマさんが「キャベツ、おまえを食べる!」そういって捕まえました。
しょっぱなから食われそうに(笑)
でもキャベツくんは「ぼくを食べると、キャベツになるよ!」と言いました。
空にキャベツになったブタヤマさんが浮かんで見えます。
これは妄想というか夢というか幻ですが、衝撃。
ヘビは、タヌキが、ゴリラが、カエルが、ライオンが、ゾウが、キャベツくんを食べるとどうなるかが次々に空に浮かびます。
そのたびぶたやまさんが「ブキャ!」とびっくりして叫ぶのがやみつきに。
ブキャ。なかなか言わないけれどじわじわおもしろい響きです。
子どももはまって「ブキャ!ブキャ!」言います。
ノミがキャベツくんを食べたときの姿がたまらなく好きです。「うそでしょ!?」と言いながら爆笑しました。
・全国学校図書館協議会選定図書
・全国学校図書館協議会基本図書
・第4回日本の絵本賞「絵本にっぽん大賞」受賞
2.情報
著者:長 新太
出版年月日:1980/9
出版社:文研出版
ページ数:28ページ
おすすめ対象年齢:3歳から