ナミチカのきのこがり (絵本・こどものひろば)
秋特集。
不思議で面白いと思うか、不気味さが勝つか…。
ナミチカって「波親」みたいな漢字かと思ったら違いました笑
「キノコたちと少女ナミチカの、森での不思議な体験のお話。不気味さと面白さの狭間で。」
表紙だけ見て、ナミチカという名前は「波親」みたいな男の子かと思って読み始めたら、
絵がどう見ても日本人じゃないから「ナミチカはロシアとかそっちの方の名前か!」と脳内で修正したら、
「まゆのおはなし」シリーズ、「おれたち、ともだち」シリーズの降矢ななさんの作品でした…。
そして読み進めたら、イメージしていた現実的な話じゃなくてファンタジーだったので、
国とか名前とか考えるのはちっぽけなことだったよ、と反省しました。。
ナミチカといとこのアンドレとおじいちゃんが森にキノコ狩りに行きます。
おじいちゃんは物知りで、いろんなキノコを教えてくれます。
キノコに詳しい人は憧れます…。だってどう見ても難しそうだし、命にかかわる判断をさっとできるのはなんかすごい。
でもナミチカは赤いキノコを追いかけているうちにみんなとはぐれ、
キノコたちのファンタジーワールドに入ります。
不気味さ:楽しさ=6:4くらい。
最後におばあちゃんの作ってくれたキノコのクリームスープがほんとに美味しそう…。
パンを浸すと絶対おいしいやつ!
2.情報
著者:降矢 なな
出版年月日:2010/9/10
出版社:童心社
ページ数:32ページ
おすすめ対象年齢:3~4歳から