絵本と愛と子どもらと

目指せ3000冊の絵本レビュー。おすすめの絵本を、季節や行事や年齢ごとに紹介します。時々子育てコラム。私のおススメはタイトルに★をつけています。

★★577「ハロウィーンってなぁに? 」~ハロウィンの意味、色々なものの作り方を解説してくれる良本。文化を理解しよう。

ハロウィーンってなぁに? (はじめてBOOK)

ハロウィン特集。
ハロウィンを知るための本を一冊選べと言われたら、これか、「ハロウィンドキドキおばけの日!」のどちらかで迷います。

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ハロウィーンってなぁに? 」表紙


「ハロウィンの意味、色々なものの作り方を解説してくれる良本。文化を理解しよう。」

ハロウィンとはなんぞや?という絵本の中で、かなり上位に良い本だと思います。
字が小さく、フリガナがふってあるとはいえ漢字が多いので6~7歳くらいからが適しているかなと感じました。
うちの4歳にはまだ読みづらそうでした。

魔法使いの女の子ビビが、おばあちゃんにハロウィンについて教えてもらうお話です。
おばあちゃんは
・ハロウィンの起源、どんなお祭り
・ランタンの意味
・トリックオアトリートの意味
・ランタンの作り方
・かぼちゃのタルトの作り方
・かぼちゃのリバンベルの作り方
・仮装の方法
を教えてくれます。
充実の内容!
海外の作品の翻訳本なので、正確な情報でいいですね。
日本でもただの「仮装する日」ではなく、背景含めた文化ごと理解すればいいのにな…と思います。
仮装だけ、お菓子をもらうだけではあまりに軽い。


2.情報

著者:クリステル デモワノー (著), 中島 さおり (翻訳)
出版年月日:2006/9/1
出版社:主婦の友社
ページ数:32ページ
おすすめ対象年齢:6~7歳から