おかしとおうちくれませんか? (PHPわたしのえほん)
ハロウィン特集。
シリーズもので、これしか読んでいませんが、わかりづらいしネガティブな気持ちになってしまいました。。
「情報はごちゃごちゃして見づらいし、災難ばかりの暗い話で、楽しみ方がいまいちわからない。」
ごちゃごちゃしていて、絵と文字の関係・絵の意味がわかりづらく、あまり好きじゃないです。
絵のはじっこからはじっこまで120%焦点が合っているから、どこを見ていいのかわからない。そのページの主役がなんなのかわからない。混乱しながら読みました。
絵が洗練されていないわけではないんですよね…ものすごく精密で丁寧な絵なのですが、それを全ページ隅々までやるから仇となっているというか。
物語もごちゃごちゃしています。
「素敵なお家に住みたい」「お菓子をたらふく食べたい」「わくわくするいたずらをしたい」と願うじめじめしたお化けたちが、街のハロウィンに便乗するお話です。
「トリックオアトリート」を聞き取れなくて「鳥は鳥ー!」と毎回言うのもなんだか寒い。
犬、おじいさん、おばけ、忍者屋敷と災難にばかり遭うのも段々暗い気持ちになります。
そもそも何にもしないで家と食べ物をくれというのが、なんだかなあ…。
2.情報
著者:せき ゆうこ
出版年月日:2018/9/20
出版社:PHP研究所
ページ数:32ページ
おすすめ対象年齢:4~5歳から