うんどうかいがはじまった (くりのきえんのおともだち (6))
スポーツ・運動会特集。
一冊だけ運動会本のアップが遅くなってしまった💦
ルールを無視してわがままし放題のお友達を通して考える。
「運動会でルール無視・わがままをするつねきちの行動を通して、子どもたちに自発的に考えさせる。」
くりのきえんのおともだちシリーズ第六弾は運動会。
今回はキツネのこんだつねきちが主人公。
つねきちは赤組で、赤組が勝つように必死で、勝手気ままをし放題。
絵本なので大げさな表現があるにしても、それにしても現実でわがままやり放題・ルール無視したら、普通は発達の検査にゴーですね…笑
とまあ、赤組と白組のお友達を、都合よくとっかえひっかえするという傍若無人さですが
ここまでしなくても、「お友達の気持ちもルールも考えずわがままを通す」ということがどれだけ迷惑なことかというのを、子どもはこの本を通してわかるでしょう。
この大げさ加減がわかりやすくていいのかもしれません。
作者目線での「〇〇しましょうね」という結論とか方向性を示さず、あくまで読んだ子どもに考えさせるスタンスが非常にいいです。