しりたがりやの ふくろうぼうや (児童図書館・絵本の部屋)
ふくろう・ミミズク特集。
子どもの終わらない好奇心・探究心に親はどうこたえるべきか。
考えさせられ、反省させられます。愛がたっぷり!
「子どもの飽くなき好奇心とそれを見守る母の愛。親子の本物の愛を見て、いつもの自分を反省するばかり。」
子どもの飽くなき好奇心と、それに対して親はどうすべきか。
親の愛は与えて与えて、与えすぎることはない。
そんな大切なことを思い出させてくれるこの本は大切な一冊です。
知りたがり屋のフクロウ坊やは、2歳の頃から好奇心旺盛で、寝る時間も惜しんで
「星の数」「空の高さ」「波の数」を体を張って確かめます。
それを見守るお母さん。
ここでなかなか見守るのは難しいのです。
「危ない」「早く寝なさい」こんな言葉でたいてい子どもの好奇心の芽をつんでしまう我ら。このお母さんは偉大です。
その愛に応えるかのように、フクロウ坊やも「ぼくおかあさんが大好きだよ」「これからもたくさんだっこしてくれる?」と甘え、愛を伝えます。
親子の、空の高さと同じ、海の深さと同じような愛。
親子のあるべき姿を見せつけられて、ただただ反省するしかありません。
2.情報
著者:マイク サラー (著), デービッド ビースナー (イラスト),せな あいこ (翻訳)
出版年月日:1992/8/1
出版社:評論社
ページ数:32ページ
おすすめ対象年齢:3歳から