絵本と愛と子どもらと

目指せ3000冊の絵本レビュー。おすすめの絵本を、季節や行事や年齢ごとに紹介します。時々子育てコラム。私のおススメはタイトルに★をつけています。

478「おつきみうさぎ」~ロマンチックなお話だけど、月の模様を子どもに教える・見せるなど予習してから読んだ方がいい

おつきみうさぎ (ピーマン村の絵本たち)

「月・お月見」特集。
お月さまの模様はうさぎさんだよ、と先に教えてから読んであげるといいです。

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「おつきみうさぎ」表紙


「ロマンチックなお話だけど、月の模様を子どもに教える・見せるなど予習してから読んだ方がいい」

お月見をしようとススキの原へやってきた園児と先生たち。
そこで光っているうさぎを発見。元気もないし、エサも食べません。

そして夜になり、満月がのぼってきたら…おかしいなあ、月にうさぎがいない!
そう、あのうさぎは月のうさぎでした。

とてもロマンチックな美しいお話ですが、前提として、子どもに実物の月を見せてうさぎの模様を教えないと、
このお話は「???」だと思います。予習が必要。

突然のお月見クッキングの時間は好きです。
絵本なんだからレシピにイラストがあったらもっと良かったかな。



2.情報

著者:中川 ひろたか (著), 村上 康成 (イラスト)
出版年月日:2001/6/11
出版社:童心社
ページ数:32ページ
おすすめ対象年齢:3歳から