絵本と愛と子どもらと

目指せ3000冊の絵本レビュー。おすすめの絵本を、季節や行事や年齢ごとに紹介します。時々子育てコラム。私のおススメはタイトルに★をつけています。

★254「CD付き0~5歳児の楽しくふれあう! わらべうたあそび120」~手遊び歌、足遊び歌、顔遊び、指遊び、二人遊び、集団遊び、絵描き歌、子守歌などが120曲も!CDつき。

CD付き0~5歳児の楽しくふれあう! わらべうたあそび120 (ナツメ社保育シリーズ)

これさえあれば、「子どもと遊ぶ時間に飽きてしまう」「何をしたらいいのかネタ切れ」ということがありません。
すごいボリュームです。


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「CD付き0~5歳児の楽しくふれあう! わらべうたあそび120」表紙


「手遊び歌、足遊び歌、顔遊び、指遊び、二人遊び、集団遊び、絵描き歌、子守歌などが120曲も!CDつき。」

ずばり、「家に置ける本に限りがあるから、ベストセラーだけを置いておきたい」という人向けではありません。
マニアックな選び方なので、普段、保育や学童の現場で読み聞かせ会などをしている玄人向けです。
でも前者が読んでも「世の中にはこんなにたくさんの絵本があるのか!」ということを知ることができ、有意義だとは思います。

絵本と読み聞かせの専門誌「この本読んで!」では年間400冊の新刊絵本を紹介してきたそうです。紹介した絵本は2001~2009年で2500冊にものぼるそうです。
それを更に1009冊に厳選しテーマ別に振り分けたのが、本書だそうです。

日本では一年に1800冊もの絵本が出版されるとのこと(2008年当時)。
そんな国は世界でも類を見ず、質もハイレベル。
でも売れないという理由で多くが姿を消してしまうという現実。中には名作もたくさんあるのに。
だから読者のみなさんにたくさん読んでもらって新しい定番絵本を作ってほしい、そんな意図があるとのことです。

テーマは「家族」「心・からだ」「季節・自然」「動物」「暮らし」「特別な日」「おはなしの世界」「ことば・うた」の大きな8分類に分けられ、更に細かく87の小分類になっています。
(例えば「家族」は「お父さん」「お母さん」「おじいちゃん」「おばあちゃん」「きょうだい」「いろんな家族」「赤ちゃん」といった具合に)
この細かさはかなり役に立ちます!
読み聞かせ会をするとき、全体のテーマを決めることが多いですもんね。細かくカテゴリ分けされていると探す時に本当に助かります。

2.情報

著者:阿部 直美
出版年月日:2015/2/17
出版社:ナツメ社
ページ数:160ページ
おすすめ対象年齢:大人