絵本と愛と子どもらと

目指せ3000冊の絵本レビュー。おすすめの絵本を、季節や行事や年齢ごとに紹介します。時々子育てコラム。私のおススメはタイトルに★をつけています。

222「たまごのえほん」~「はなのさくえほん」同様、内容は素晴らしいのに破損しまくりの残念な紙の厚さ

たまごのえほん (いしかわこうじ しかけえほん)

以前紹介した「はなのさくえほん」同様、内容はとてもいいのに破れやすいという
赤ちゃん用絵本としては大きな欠点を持つ絵本(笑)
悩ましいです。
図書館で借りてきた日にゃ、破かないかひやひやです。

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「たまごのえほん」表紙


「「はなのさくえほん」同様、内容は素晴らしいのに破損しまくりの残念な紙の厚さ」

いしかわこうじさんの他の作品、「はなのさくえほん」と同じ結果に。
しかけは素晴らしいんです。
たまごが割れて、それをめくると雛や赤ちゃんが出てくるというワクワクする発想は本当に素晴らしい。
たまごが割れるときの「ぷちっ ぷちっ」「ぺきっ ぺきっ」とか
それぞれの赤ちゃんの「にゅー」「ぴょこぴょこ」といった擬態語、擬音語もとても面白い。

だがしかし絶望的に紙が破れる、折れる。薄いんです…。
図書館で借りても保育園で借りても既にしわしわ+テープで補修されている。
さらにうちの1歳が乱暴にめくってもっと破いて、返す時に「すみません…」と謝ることに。
使い捨ての絵本だと思って0歳からおもちゃのように与えるのか…。破かなくなる2歳くらいから与えるのか…。悩ましいところです。

2.情報

著者:いしかわ こうじ
出版年月日:2009/12/10
出版社:童心社
ページ数:22ページ
おすすめ対象年齢:0~1歳から