1わのおんどりコケコッコー (世界傑作絵本シリーズ)
ロシアの作家の作品です。
日本人作家はこんな画風見ないです。ロシア人ならではの表現なのか?
うちの怖がり3歳は避けます(笑)
数字を学ぶ…というより数字を体験する絵本。
「リューカ君・動物を通した数字絵本。美しさと闇の怖さの狭間で。」
ロシア人の画家が孫のリューカくんのために描いた絵本。
表紙から背表紙まで、中身も全部黒バックの絵です。かなり個性的な印象です。日本人のセンスじゃないな、という感じ。
他の絵の作品も見てみたくなりました。
黒地に、赤や緑や白といった色彩が映えて美しく印象的です。
ただ、3歳の子どもにはちょっと怖く見えてしまったらしく(私にも若干、闇が強くて怖い気持ちがわかります)あまり好んで読もうとしませんでした。
太陽が昇ってから沈んで、星と月が出るという、一日の中でのリューカ君と動物たちの物語です。
1ページずつ数字が増えていくとともに、動物の数も増えていきます。泣き声も丁寧にその数だけ書かれています。
たぶんその数だけ忠実に読んであげるのがポイント。
数が増えていくのを子どもが聴覚でも実感できると思います。
熊の「オロロロロー」という鳴き声に「ほんとか!」と突っ込んでしまいました笑
その表現は初めて聞いた。
みみずくもこれだけ並ぶとおもしろ怖いですね。
最後の月と太陽が一体になっている表現がとても好きです。
2.情報
著者:イリーナ・ザトゥロフスカヤ (著), こじま ひろこ (翻訳)
出版年月日:2014/2/15
出版社:福音館書店
ページ数:24ページ
おすすめ対象年齢:2~3歳から