パパ、お月さまとって!
月が小さくなったところを持ってくる、じゃなくて、細くなったところを持ってくる、だったら
科学的に正解で良かったな…。
「月の満ち欠けではなく、大小…!? しかけ部分が結構弱いので取り扱い注意。」
「パパ、お月さまとって」と言われて、長いはしごをかけてお父さんが取りに行くお話。
そして月が小さくなったときを見計らって取ってきて、ある日月がいなくなり(新月?)、またお空に戻っていた。
親子の愛が良いですが、まあまあかな。売れているけれどそこまで何か心を動かされはしないかな。
あと月の満ち欠けならわかるのですが、「小さくなる」「大きくなる」の意味がわからず…。
子どもに「お月さまって大きくなったり小さくなったりするの?」と聞かれたら、距離によってはほんとに少しならあるけどこんなには変わらないよ…となんと答えたらよいのか。
細くなったところを持ってくる、だったら良かったな。
そしてしかけ絵本なのですが、ページが薄いのと、大きな月のメインページの折り方が難しい。
結構早くにボロボロになりました。
2.情報
著者:エリック カール (著), もり ひさし (翻訳)
出版年月日:1986/12/1
出版社:偕成社
ページ数:43ページ
おすすめ対象年齢:2歳から