リスとお月さま
「月・お月見」特集。
500冊近く読んできましたが、爆笑できる本の上位3位には入ります。騙されたと思って読んでほしいです。
「「最高に笑える本」として営業、宣伝してほしい。動物たちの絶望する姿に声出して笑っちゃいます。」
表紙だけ見て、真面目なシリアスな内容かと思いきや、読んでみて爆笑。最近読んだ500冊くらいの絵本での中で一番笑いました。声出して笑った。
お笑いが好きな人とかにぜひ読んでいただきたいです。
シュールな笑いも、ドリフ的な王道の笑いも、とにかく笑いでいっぱい。
農夫と子どもが牧場から丸くて黄色いチーズを転がり落してしまった。
そこからドラマは始まります。
その「お月さま」(チーズ)がリスの家に落ちてきたからリスはびっくり。
呆然とするリスの表情。
「ぼくのところに(お月さまが)あるのがみつかっちゃったら…」と(;゚Д゚)この顔のリス。
そして刑務所にいる妄想の見開き(笑)
人間用便器の隣にリス用便器も設置されている。リス用ベッドも。
でもその檻のサイズ、りすさん普通に出入りできるから。
檻の外から輝く月の光。
思い出しても笑いがこみあげてきます。
そしてチーズの被害者は広がっていきます。
ハリネズミ、ヤギ、ネズミたちへと。
一番笑っちゃったのは、ハリネズミの刺さったチーズに角を貫通させたヤギが、木に刺さって動けなくなっている絶望シーン。
そりゃリスも頭を抱えるよね。。。
この本、「最高に笑える本」として営業、宣伝してほしいです。最高。
2.情報
著者:ゼバスティアン・メッシェンモーザー (著), 松永 美穂 (翻訳)
出版年月日:2007/3
出版社:コンセル
ページ数:42ページ
おすすめ対象年齢:3歳から むしろ大人の方ぜひ