絵本と愛と子どもらと

目指せ3000冊の絵本レビュー。おすすめの絵本を、季節や行事や年齢ごとに紹介します。時々子育てコラム。私のおススメはタイトルに★をつけています。

105「はなのさくえほん」~ものすごく面白い内容なのに、簡単に破れてしまうのが残念すぎる!

はなのさくえほん (いしかわこうじ しかけえほん)

春らしい絵本をどんどん紹介していきます。
種や球根の絵から、どんな花がさくのか想像して楽しめるしかけ絵本です。

f:id:reviewand:20190321095347j:plain
「はなのさくえほん」表紙


「ものすごく面白い内容なのに、簡単に破れてしまうのが残念すぎる!」

仕掛けや本としてのアイデアや絵の素晴らしさはすごいんです。
色んな種や球根の絵があって、それを土に蒔いてみようと。
双葉が出て、一回縦に伸ばして(めくって)「ぐんぐんのびて」、もう一回伸ばして「〇〇が咲いたよ!」という展開。
最初の種からはどんな植物になるのか想像するのが楽しいし、意外だし、すごく勉強になります。

ただ、なにしろ破れる。
1歳の息子に持たせたら、たった一日でびりびりに。。。切ない。ビニールテープなどで最初に全ページを補強しちゃえばよいのでしょうが、そこまでするのも面倒かなあ。
0,1歳向きの本なのに、0,1歳は絶対破いてしまうというジレンマ。


2.情報

著者:いしかわこうじ
出版年月日:2010/6/25
出版社:童心社
ページ数:22ページ
おすすめ対象年齢:0歳から