とらたとおおゆき
子どもは雪が大好き。自分も大好きだったなあ。温暖な地方出身なのでほとんど降ったことがありませんでしたが。
その「降らなさ」が雪へのあこがれを強くして、大きくなってからスキーにはまってしまいました。
でもスキー以外の雪はもういいや…。保育園の送り迎えも大変だし…。
「いろいろな要素を詰め込んだ、よく考えると欲張りで豪華な構成」
なかがわそうやさんの素朴な絵が可愛らしい。
物語は普通の展開。これといって驚きもない、自然な流れ。
雪が降ってとらたがおしりで山を滑る
⇒お父さんがそりを作ってくれる
⇒そりで山を滑る
⇒おまわりさんに怒られる
⇒家に帰るとお母さんからサンタクロースのおくりものをもらう
⇒お父さんがその鈴をそりにつけてくれる
⇒お友達みんなで滑る。
家族も友達もお巡りさんもサンタクロースも登場する、よく考えると欲張りと言うか豪華な構成。
とらたのお父さんとお母さん、見た目同じじゃん!
とらたととらこも同じじゃん!
とツッコミポイントもあります(笑)
2.情報
著者:中川李枝子 (著), 中川宗弥 (イラスト)
出版年月日:1993/2/10
出版社:福音館書店
ページ数:24ページ
おすすめ対象年齢:2歳から