絵本と愛と子どもらと

目指せ3000冊の絵本レビュー。おすすめの絵本を、季節や行事や年齢ごとに紹介します。時々子育てコラム。私のおススメはタイトルに★をつけています。

8「ふゆのおばけ 」~空想はいつだっておばけの世界に連れて行ってくれる

ふゆのおばけ

お化けと言えば、せなけいこさん。
子どもたちもなぜか怖がりながらもおばけ大好きですよね。
せなさん、冬にもおばけがいたっていいじゃない! 夏の風物詩だけじゃないのよと、冬もおばけの世界へ連れて行ってくれます。
さすが!!
さて、冬のおばけってどんなものなんでしょう?


f:id:reviewand:20190211024744p:plain
「ふゆのおばけ」表紙

「空想はいつだっておばけの世界に連れて行ってくれる」

お母さんにおばけの話をせがむ男の子。でもお母さんは「だっておばけは夏でてくるものよ」と。
つまらないなあ、それなら自分で落書きのおばけを描いてみよう!
するとおばけが絵から抜け出して、「おばけの国へ行こうよ!」
やったあ!絵本にあるような昔のお化けに会いにいきたいな。

冬でも遊びたいおばけはたくさん!
一つ目小僧にろくろ首、みんな大集合!!
雪女のふらせた雪で、みんなで雪合戦。冬のお化けたちは楽しいなあ。

家に帰ってきてしまったけれど、想像さえすれば、落書きのお化けがまたいつでもお化けの世界に連れて行ってくれるよ!
冬だってわくわく楽しいせなけいこさんワールドです。

2.情報

著者:せなけいこ
出版年月日:2003/3/1
出版社:金の星社
ページ数:?ページ
おすすめ対象年齢:2~3歳から