絵本と愛と子どもらと

目指せ3000冊の絵本レビュー。おすすめの絵本を、季節や行事や年齢ごとに紹介します。時々子育てコラム。私のおススメはタイトルに★をつけています。

614「おちばいちば」~とにかく描写が細かくて情報量が多いので、細かい点を探すのが大好きな人に向いています。

おちばいちば

秋特集。ウォーリーを探せばりに細かい絵本です。

f:id:reviewand:20191117020730j:plain
「おちばいちば」表紙


「とにかく描写が細かくて情報量が多いので、細かい点を探すのが大好きな人に向いています。」

物語の大きな流れを楽しむ絵本というよりは、1ページ1ページ、細かい描写を丁寧に観察して何かを発見するのを楽しむべき絵本です。

さっちゃんがどんぐりで作った馬を眺めていたら、馬がてんとう虫を乗せて歩き出しました。
追いかけているうちに風と落ち葉に巻かれ、気づいたらミクロの世界に来ていました!
どんぐりの馬の上に乗っているさっちゃん。

おちばいちばには、ごちそうやさん、雑貨屋さん、ブティック、魚市場などいろんなお店がありました。
見開きのそれらのお店の描写が細かいこと!!! 
細かいのを見るのが好きな人なら延々と見て入れると思います。

ちなみに個人的な趣味だと、あまり好きじゃありません。細かくて情報量の多い絵から何かを探すのはあまり好きじゃないので…。ダイナミックなお話の流れ、大きなテーマのある絵本の方が好きです。


2.情報

著者:西原 みのり
出版年月日:2011/8/1
出版社:ブロンズ新社
ページ数:32ページ
おすすめ対象年齢:4歳から