ありとすいか (名作絵本復刊シリーズ)
夏特集。
絵がとにかく美しい! 精密で鮮やかで。ずっと見ていられます。
でもそれに比べるとストーリーが弱いかな…。
「小さなものが大きなものに出会うという、たむらしげるさんの原点の作品。鮮やかで甘い!」
名作です。たむらしげるさんの処女作?(原点の作品?)のようです。
元は1990年の作品。
小さなアリたちが、大きなスイカに出会って、巣に運ぼうと奮闘します。
迷路のような巣の中の描写がとても面白くて、見ていて飽きません。
でもこの巣のなかの大量のアリとか、走っていく大量のアリは、ちょっと鳥肌が立ちます笑
細かいものの集合が苦手な人は、ぶるぶるしちゃうかもしれません。でもそういうのが見せ場の絵本だからしょうがない…。
シャベルで掘り起こして運んだり、巣がスイカでいっぱいになる描写は鮮やかで一番の魅力的なシーンですね。
口の中が甘くなってきます。