はだしになっちゃえ (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)
夏特集。
海辺で足の裏に感じるいろんな感触、覚えていますか?
暑さ、くすぐったさ、浮遊感…。これを読むといちいち鮮明に思い出してドキドキします!
「海にまつわる「感触」をリアルに体験できる!」
これは楽しい! わくわくする! 実体験のように肌に感触が伝わってきます。
はだしになって、海辺を走る。
足が砂に潜る感触、砂が熱々の感触、波打ち際の濡れた砂の冷たい感触、波がざぶーんと来た感触、波が引いていくときの足の裏のくすぐったい感触、貝殻を踏んだ感触、波に乗る浮遊感、足の裏に太陽が照り付けて温かい感じ。
まだそれらを経験したことのない子どもよりも、
もしかしたら経験したことのある大人の方が興奮してしまうかもしれません。
私はリアルに海に行ったような気分になりました。素敵な読書体験。
絵も力強く美しく、見ていて飽きません。
2.情報
著者:小長谷 清実 (著), サイトウ マサミツ (イラスト)
出版年月日:2014/6/5
出版社:福音館書店
ページ数:24ページ
おすすめ対象年齢:2~3歳から