あっちゃんあがつく―たべものあいうえお
一家に一冊の傑作。
用途が色々考えられます。食べ物の本、あいうえおの本、読み聞かせ会で名前から盛り上げるための本、などなど。
「食べ物絵本として、文字を覚える絵本として、その他色々な用途の絵本として、傑作。」
これは売れるのもわかります。内容よし、絵よし、ボリュームよし、使い方色々。万能感がすごい。
あいうえお50音だけでなく、がぎぐげごやぱぴぷぺぽといった濁音・半濁音まで網羅しているすごさ。外国籍の子どもにも対応しているのか！？ ぬかりなし！
「あっちゃん あがつく あいすくりーむ」といった具合に、見開きに１つの文字ずつ、食べ物の絵が載っています。
娘の「す」は「すし」で娘大喜び！
息子の「り」は「りんごのうさぎ」で結構普通！と笑ったり。
家族でも園でも楽しめると思います。
使い方としては
・絵から何の食べ物かあてっこする
・「へ」の食べ物はなんでしょう？などとクイズにする（へしこじゃなかった！ ヘルシーサラダだった！）
・読み聞かせ会で子どもたちの名前のページを見せてあげ、盛り上げる
・ひらがなの勉強に
などなどが思い浮かびます。ほかにもありそう！
とにかく持っていれば長く重宝すると思います！
そしてさいとうしのぶさんは食べ物を描かせたら最高ですね。
優しく柔らかで、味も匂いも本を通して感じられる。
傑作です。
２．情報
著者：さいとう しのぶ
出版年月日：2001/3
出版社：リーブル
ページ数：144ページ
おすすめ対象年齢：１歳から
