だるまちゃんとかみなりちゃん (こどものとも絵本)
夏特集。
懐かしい…! 子どもの頃ずーっとずーっと、暗記するほど読んでいました。
かみなりちゃんの形のプールが忘れられない。
「これを読むと心がすぐに子どもの時にタイムスリップできる!」
言うまでもない名作です。
1968年に刊行された「だるまちゃん」シリーズの2作目。英語翻訳版も出版されていたり、サンケイ児童出版文化賞推薦図書、全国学校図書館協議会選定図書に選ばれるなどしているので、どんな話かあらすじやどれだけ愛されている作品かはググれば死ぬほど出てきます。
なので、幼少期の私がこの本のどこが好きだったかを語ります。
鮮明に細部まで、どこがどう好きだったのか覚えています! そのくらいインパクトのある作品でした。
まず表紙。水色と赤のコントラストがたまりません。
そしてかみなりちゃんの愛くるしさ。怖い雷からは到底想像できない可愛さ。
うさぎの形の浮き輪。(ほんとはかみなり様の頭の形…)
かみなりどん父さんの乗り物がめっちゃ楽しそう! なにこれ乗りたい!
そして一番忘れられないのが、プールのシーンです!!
螺旋階段に飛び込み台、うさぎの形(だからかみなりの形)のプール、そこから落ちちゃったという衝撃。
…といった具合に、この本を読むと心はすぐに〇十年前にタイムスリップできます。
こういう長生き本は誰も疑いもせず、否定もできず、真の名作だと言えますね。
2.情報
著者:加古 里子
出版年月日: 1968/8/1
出版社:福音館書店
ページ数:28ページ
おすすめ対象年齢:3~4歳から